バレンタイン
バレンタインデーのレシピ
バレンタインデーは、セントバレンタインデーともいわれ、毎年2月14日に
お祝いされていますが、その起源は、今から1700年以上も前にさかのぼります。
その頃はローマ帝国の時代で、2月14日は家庭と結婚の神「女神ユノ」の祝日でした。
帝国は兵士の士気が下がるという理由で、この頃兵士の結婚を禁じていました。
そんな時、キリスト教の司祭だった聖バレンタティヌスは、秘密のうちに兵士たちを
結婚させていました。
そのことがローマ皇帝に知れ、聖バレンタティヌスは迫害を受け、2月14日に
処刑されてしまったのです。
このことから、世界的に男女の愛の誓いの日とされています。
本来は、恋人同志がお互いに、花やケーキ、カードを送る習わしですが、
なぜか日本では、女性から男性に贈ることになっていますね。
しかもチョコレートを。
お菓子屋さんの作戦に踊らされるのもどうかと思いますが、日々の給食を魅力的に
するために、バレンタインレシピを取り入れている学校もあります。
そんなレシピをいくつか紹介しましょう。
- 1.エクレアパン *中学年のパンの小麦粉重量 60g
多くの学校で実施している「エクレアパン」ですが、気温の低い時期がチョコの
乾きが早いので、11月~4月頃が最適。
どうせやるならバレンタインデーにやってみてはどうでしょう。
コーティングチョコを湯せんにして溶かし、パンの背につけしばらく置き
固まらせるというもの。
作業場所を確保して行う。
底の広いボールなどに溶かしたコーティングチョコを小分けして入れ、右手で
パンの背が下向きになるように持ち、背をチョコに右から左に流すようにつけながら、
パンを上向きに回転させ、左手に持ち替え調理台などに並べていく。
表面が乾いたら、パン箱に配食していく。
パンは、コッペパンやツイストパンが一般的のようです。
- 2.エクレアパン(50)*中学年のパンの小麦粉重量 50g
- 3.エクレアパン(クリームはさみ)
*生クリームやカスタードクリームを挟んだパンを用いたパターン
- 4.ブランニュー(ブラウニ)
ココア蒸しパンのようなデザートです。タネをアルミ皿(マドレーヌ)に流し入れ、
蒸し器で蒸して作ります。
蒸し器(回転釜使用)の回転数を考慮して、献立の組み合わせを考えましょう。
- 5.ガトーショコラ
本格的なチョコレートケーキです。
鉄板に生地を流し込み、オーブンで焼いて、適当な大きさに切り分けて供します。
バットなどに配食してから、粉糖を茶こしなどを使って振りかけるとおしゃれです。