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塾(第3回)

生活習慣病

フォーラムで生活習慣病の罹患率が人気になっていますので「おKayu塾」で取り上げてみたいと思います。

  • 成人病から生活習慣病に名称が変更されました

心臓病・高血圧症・糖尿病・癌・脂質異常症など、不適切な食事、運動不足、喫煙、
飲酒などの生活習慣やストレスに起因すると考えられる病気。
従来は成人病と呼ばれてきたが、平成8年(1996)厚生省(現厚生労働省)が
この名称を導入した。
悪性新生物(がん)一つをとっても「爪」「髪の毛」以外全ての部位に癌ができると
言われています。
この癌だけ説明しようとすると膨大な資料(百科事典に匹敵する量)になって
しまいますね。
さらに一つだけでなくいくつかの生活習慣病を抱えている人も大勢います。

生活習慣病 詳しくは 
Wikipedia 生活習慣病は「こちら
厚生労働省 糖尿病人口が950万人に増加 予備群は減少は「こちら
厚生労働省 高齢者の生活習慣病がさらに増加(2011年患者調査)は「こちら

生活習慣病(wikipedia)

生活習慣病を a.wikipedia.org/wiki/生活習慣病

  • 概説

生活習慣病とは、生活習慣(life style)が要因となって発生する諸疾病を指すための
呼称・概念である。
ここで生活習慣と言っているのは、食事のとりかた、水分のとりかた、喫煙/非喫煙の
習慣、運動をする/しないの習慣 等々のことである。
各国で同様の概念は用いられており、例えば英語・フランス語・ドイツ語ではそれぞれ、

  • 英: lifestyle related disease
  • 仏: maladie de comportement
  • 独: Zivilisationskrankheit

と言う。

世界の人々の生活習慣というのは、地域ごとに、きわめて似通っている場合もあれば、
大きく異なっている場合もあるので、それなりの共通点や相違点が見られる。
異なる国の人々でも、先進国同士で同じ文化圏であったりする等で生活習慣全般が
類似している場合は、生じる生活習慣病の一覧やその割合・頻度が類似する傾向がある。
スウェーデンにおける32年の追跡調査[2]によれば、生活習慣(病)による全死亡リスクは
次のようにされた:

  • 1.喫煙 : 1.92倍   
  • 2.糖尿病 : 1.64倍  
  • 3.高血圧 : 1.55倍
  • 4.メタボリック症候群 : 1.36倍   
  • 5.高コレステロール血症 : 1.10倍 

このように、喫煙が最大のリスクとなるというデータがあるため、生活習慣病対策は禁煙を
最優先とするべきだとの医療界からの意見[3]がある。
食生活は がん発生原因の30%に関わっているとする報告もある。
日本では、例えば、糖尿病(1型糖尿病を除く[1])・脂質異常症(家族性脂質異常症を除く[1])・高血圧・高尿酸血症などが挙げられる。
日本では、食生活が欧米化してしまったこと(肉類の摂取量が増えたことなど)も
生活習慣病増加の一因となっている、と指摘されている。
同じく食習慣に関連して言えば、2003年には、アメリカとカナダの栄養士会は合同で、牛乳や
卵も摂取しない完全な菜食においても栄養が摂取でき、また菜食者はがん、2型糖尿病、
肥満、高血圧、心臓病といった主要な死因に関わるような生活習慣病のリスクが減る、
認知症のリスクも減ると報告した[4]。

  • 日本[編集]

生活習慣病は、日本でも発生している重大な病気である。
日本では生活習慣に起因する疾病として主として、がん、脳血管疾患、心臓病などが指摘され、
それらは日本人の3大死因ともなっている。
肥満はこれらの疾患になるリスクを上げる。
また肥満自体が生活習慣病のひとつともされることがある[5](なお、肥満に関連して起きる
症候群をメタボリックシンドロームとも呼ぶ)。
また概説で説明したように、糖尿病(1型糖尿病を除く[1])・脂質異常症(家族性脂質異常症を除く[1])・高血圧・高尿酸血症などが挙げられることもある。
2011年の厚生労働省の国民健康・栄養調査で、10年前と比べて日本人が魚や野菜を食べる
量が減り、肉食が1割近く増えていることが分かった。厚労省は「野菜の摂取量が少ないと生活習慣病の発症リスクが高まる」としている。[6]

  • 日本における歴史[編集]

「成人病」なる概念は、昭和30年代に「主として、脳卒中、がん、心臓病などの40歳前後から死亡率が高くなり、しかも全死因の中でも上位を占め、40-60歳くらいの働き盛りに多い疾病」として、加齢と共に罹患の危険が大きくなるという視点から行政的に提唱された。
丁度その頃から日本人の死亡率で上位を占めるようになったがん、脳卒中、心臓病は「三大成人病」とされ、集団検診による早期発見、早期治療の体制が整えられた。
しかし近年になって成人病の罹患に長年の生活習慣が大きく影響していたことが判明し[1]、更に、生活習慣の激変により、未だ成人していない子供も糖尿病を発症する例が増えてきた[7][8]。
このため、従来の呼称を見直すべきという視座に立ち、1997年頃から、成人病の多くについて
「加齢すれば必ず罹患しやすくなるのではなく、生活習慣の改善によって予防し得る」という認識を人々の間に醸成することを目的として英語の"lifestyle related disease"始め外
国における「成人病」の呼称なども参考にした上、「成人病」を「生活習慣病」へと置き換える
動きが興り始めた[1] [注釈 1]。 現在では「生活習慣病」の語は広く普及し、定着している[注釈 2]。
また、混同されることが多いが、成人病は加齢による疾病の区分、生活習慣病は生活習慣による
疾病の区分であり、両者間で重複する疾病も多いものの、あくまで別個の概念である[1]。

  • 現状[編集]

2006年(平成18年)の死因の割合を見ると、悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患の3大死因で58.2%を占めている[11]。
10大死因 (平成18年 人口動態統計)

死因割合
悪性新生物(がん)30.4%
心疾患16.0%
脳血管疾患11.8%
肺炎9.9%
不慮の事故3.5%
自殺2.8%
老衰2.6%
腎不全2.0%
肝疾患1.5%
慢性閉塞性肺疾患1.3%

心臓病と脳血管疾患のような主要な死因の下地になる病気は、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症である。
また、喫煙は上位4死因すべての危険因子であり、「予防可能な最大の死因」とされている。

  • 生活習慣病の推定有病者数(平成14年)
    • 高血圧症 約3,100万人  
    • 高脂血症 約3,000万人  
    • 糖尿病 約740万人

2002年(平成14年)の調査では、人口のほぼ半分に相当する47%がこの3つのいずれかに
該当するとされる[12]。
痛風は男性に集中しており、患者数は推定30-60万人、その予備軍である高尿酸血症は
成人男性の20%とも言われる[13]。
発症年齢もかつては50代だったのが30代へと若年化している。
肥満は中年以降に多く、2006年には40-70代の男性で30%以上、女性では若干少なく
20-30%が肥満である[14]。
肥満は3大死因を含めたこれらの疾患のリスクを上げる。

  • 対策[編集]

食生活を見ると、炭水化物の摂取量が減少し、それを埋め合わせるための<<動物性食品>>や<<脂っこく甘い菓子>>や<<甘い飲料>>の消費量の増加が原因とされる。
また<<塩分の摂取過剰>>、<<野菜の摂取不足>>なども原因とされ、このような食生活の
状況を改善することを目的として「食生活指針」や「食事バランスガイド」などが
策定されている。
日本での生活習慣病の要因としては、総じて、いわゆる「食生活の欧米化[15]」や、運動不足、
タバコの煙が強く関連している(要因として働いている)、とされている。
食生活は がん発生原因の30%に関わっているとする報告もあるが、 食の欧米化との関連で
生じている傾向が強いのは乳がんや前立腺がんや大腸癌であると考えられている[16]。
タバコもがん発生原因の30%に関わっているとされ、もっぱら肺がんに関連しているが口腔や
尿路のがんの主要な原因でもある[17]。
財務省が日本たばこ産業の株の半数以上を保有しているため、喫煙規制や禁煙に関する動きが
進みにくかったと渡邊昌が指摘している[18]。
「健康日本21」では、食生活、運動、タバコなどの項目について一次予防に重点に置いて
目標値を定め実行を推進している。
特に脳卒中が多発する時期である寒冷期の2月1日から2月7日に、厚生労働省主催の
生活習慣病予防週間が実施される。

以上が「生活習慣病」の概略です。

厚生労働省 糖尿病人口が950万人に増加 予備群は減少

平成24年「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)2013年12月
糖尿病が強く疑われる成人男女が約950万人に上ることが、厚生労働省の「2012年国民健康・栄養調査結果」の推計であきらかになった。
糖尿病の有病数は5年に1回推計しており、前回(2007年)から約60万人増えた。
総務省の「人口推計」の全国人口を乗じて推計値を算出したところ、糖尿病が強く疑われる人は、
前回調査より60万人多い950万人で過去最多になった。一方、病気の可能性を否定できない
「糖尿病予備群」は220万人減の1,100万人で、はじめての減少となった。
「糖尿病が強く疑われる人」の割合は、男性 15.2%、女性 8.7%、「糖尿病の可能性を否定できない人」の割合は、男性 12.1%、女性 13.1%。合わせて、男性の27.3%、女性の21.8%が、
糖尿病かその予備群であることが示された。

糖尿病が強く疑われる人のうち、「治療を受けている人」の割合は、男性 65.9%、女
性 64.3%であり、5年前に比べ、それぞれ9ポイントと10.2ポイント上昇した。
「ほとんど治療を受けていない人」は、男性 27.1%、女性 31.3%であり、それぞれ10.7ポイントと10.0ポイント減少した。

高齢者の生活習慣病がさらに増加

2011年患者調査 2012年12月03日
厚生労働省の「患者調査」で、65歳以上の高齢者の1日当たりの推計入院患者数は
2011年に91万4,900人となり、2008年の前回調査から2%減ったことが分かった。
一方で高齢者の外来患者は10%増の332万9,900人となり過去最多だった。
入院から外来や在宅医療への移行している現状が鮮明に示された。
入院患者の減少と外来患者の増加について、厚労省は「新薬開発や医療技術の向上を背景に、
通院治療が可能な疾患が増えていることなどが挙げられる」と説明。
高齢化社会を受け、入院患者を抑えて在宅医療を促す同省の政策も影響したとみられる。
糖尿病患者数は32万9000人増の270万人「患者調査」は3年に1度、全国で実施されている。
2011年調査の調査期間は、2011年10月のうちの3日間。抽出した病院6,428、
一般診療所5,738、歯科診療所1,257で、入院・外来患者約233万5,000人の情報を集めた。
今回は対象地域から、福島県と、宮城県の石巻医療圏、気仙沼医療圏を除いた。
推計患者数は入院が134万1,000人(病院129万100人、診療所5万900人)、
外来が726万500人(病院165万9,200人、診療所423万8,800人)だった。
うち65歳以上が占める割合は、入院が68.2%、外来が45.8%で、75歳以上が占める割合は、
入院が49.3%、外来が25.2%となっている。
主な疾患の総患者数は、

  • ▽「高血圧性疾患」906万7,000人
  • ▽「糖尿病」270万人
  • ▽「高脂血症」188万6,000人
  • ▽「心疾患(高血圧性のものを除く)」161万2,000人
  • ▽「悪性新生物」152万6,000人
  • ▽「脳血管疾患」123万5,000人

となっている。

総患者数は、前回(2008年)調査に比べると、アルツハイマー病の増加が目立ち、患
者数は36万6,000人(12.6万人増)と推計された。
それ以外は、「高血圧性疾患」が110万人増、「高脂血症」が45万3,000人増、
「糖尿病」が32万9,000人増、「悪性新生物」が8万人増となっている。
「脳血管疾患」は10万4,000人減だった。
平成23年(2011)患者調査の概況(厚生労働省)

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