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知恵袋(第10号)

自分をもっと肯定しよう

世界の中で日本の女性が誇れることはなんでしょう?
多くの外国人が言うには「日本の女性は、まじめで熱心である」ことだそうです。
この「まじめで熱心」にかけては日本女性の右に出るものはいないそうです。
日本人が誠実さや一生懸命さという美徳や長所を持つように、私たち一人ひとり誰にでもそれぞれ良いところがあるはずです。

日本人(女性)を「自信」という項目で分けるとすると次の二つに大別できると思われます。
それは、「一部の自信過剰な人」と「大部分の自信が足りない人」との二つです。
自信過剰は良いとは言えませんが、自分に自信を持つと、自分を肯定することができるので周りにも優しく接するようになり、内面から磨かれた美しさが出てくることで綺麗になる流れが自然にできてくるのです。
謙虚であることは日本女性の美徳であり誇りでもありますが、もっと自分の素晴らしさを見つけ自信を持って表に出して下さい。

自信と自慢は違うもの、自慢は言葉にするので嫌われますが、自信は自分の中で肯定(OK)をすれば良いだけのことなので、他人に迷惑をかけません。
人間は誰しも失敗したり、傷ついたりするものです。そういったことを一つ一ついつまでも覚えていたら、生きていくのが辛くなりますよね。楽しく生きていくためには、過去の自分にこだわらないのが一番。
私はそういう生き方をしています。

ところで皆さんは、自分に自信が持てますか?
「自信」というのは「自分を信じる」と書きます。だから「自信がない」=「自分を信じられない」といえるかもしれません。
人間はいろいろな局面で自分に自信を持てなくなります。

  • 仕事で失敗したとき
  • 物事がうまく行かないとき
  • 試験に失敗してしまったとき
  • 恋人に振られたとき
  • 誰かを傷つけたとき、など

何か悩みがあり問題があるということは、それを解決する自信が無いから悩んでしまい、壁にぶつかったように抜けられなくなるのです。
「自分を信じる」自信があれば、その問題に取り組み、解決方法を見出すことができます。

自信を失うきっかけは、劣等感、嫉妬、自己嫌悪等など身の回りの出来事すべてがその原因となるでしょう。
劣等感を持つと自分は劣っていると感じている分だけ、誰かからの否定や攻撃を恐れ、どうせ無理だからと諦めも早くなり、常に誰かと比較しながら自分が間違っていないかを意識するようになってしまうかもしれません。
嫉妬というのは、相手の持っているものが自分の手には入らないと思うことから始まる感情ですね。
それから自己嫌悪は、感情というよりは態度に近いのもので、失敗した自分や劣等感を感じている自分を「駄目だな」と嫌悪し、自分を攻撃してしまいます。
これも自信の無さが生み出すものと言えるでしょう。

自信を取り戻す方法

  • 1.とにかく表現してみる

まず、思ったことを言葉にして声に出してみましょう。それが出来なければノートやワープロで文字にして自分の思いを表現してみましょう。自分に自信が持てないと感じる分だけ、自分の思考の中に「自己否定プログラム」が組み込まれていきます。このプログラムは、自分が思ったことを誰よりも早く自分自身が否定し、抑圧してしまうという恐ろしいものです。
そんなことがいままでにありませんでしたか? この「自己否定プログラム」を起動させずに言葉にする練習をしてみましょう。

  • 2.目の前のことを自分なりに一生懸命やってみる

 抽象的すぎるかもしれませんが、自信を失ってしまっているときは、自分よりも周りに意識が向いてしまっていることが多く、今出来ることに対して集中できなくなっています。こんなときこそ、目の前のことに専念してみましょう。それは掃除や皿洗いでも、クイズの問題集であっても、他人(恋人?・夫?)とのコミュニケーションでもかまいません。一生懸命自分なりのベストを尽くしてみてください。
「自分なりのベストを尽くすこと」が見つからないという方は「歯磨き」「洗濯物をたたむ」「目の前の書類を完成させる」等々まずはそんなことからやってみることです。
そしてベストを尽くせたと思ったら、そんな自分をたくさん誉めてあげてくださいね。
ここで大切なのは「自分なりの方法でベストを尽くす」ということです。

  • 3.自分との約束を果たすこと

いつも会合に遅刻してくるAさんと時間通りに来るBさん、あなたはどちらを信頼しますか?
多くの人はBさんを選ぶだろうと思います。それを自分に置き換えてみれば簡単なこと、自分との約束を守ることです。
それでは、自分との約束を守るということをしてみましょう。まず、あなたが今「本当はした方がいいんだけど、なかなか出来ないなあ」ということをひとつ探して見てください。ひとつだけ、というのがポイントです。
例えば次の2つの項目をやるとして、①~③のどれかを選んでみましょう。

  • (1).食後10分以内に
    • ①.10分歩く
    • ②.歯磨きをする
    • ③.食器を洗う等など
  • (2).外出先から戻ってきたら
    • ①.靴をきちんとそろえて脱ぐ
    • ②.着ているものをきちんと整理する
    • ③.手を洗う等など

ポイントは、毎日1回は身の回りに起こる事を選んでください。
もし出来そうもないと思ったら選ぶのをやめてください。
できないことをやることはないのです。
なぜなら、出来ない時自分に言い訳していることが多くありませんか? 
自分自身に言い訳してしまうと自信につながるどころか、逆効果になってしまい自己嫌悪に陥ってしまうので、自信を取り戻すことにはなりません。

  • 4.カウセリングを受ける

根本的に自分をなんとかしたいと思われる方は、カウンセリングやセラピーを活用してみるのも良い方法です。
特に、頑張っているのだけれどなかなかうまくいかないなあと思っている場合は、心に重たい荷物を背負ってしまっているのかもしれません。
それを取り除くことも自分に自信を持つ早道かもしれません。
今は身近に、専門家のアドバイスを聞くことができる環境になってきているので、気軽に相談してみましょう。

自信を取り戻すには時間が必要

ある日突然自分に自信が生まれた、なんてことは滅多にありません。
自信を取り戻すということは、1ヶ月前よりも今の自分に自信が持てるかなあ、1年前とは違ってきたなあ、という変化を少しずつ積み重ねていくことです。
そのために、チャレンジすることは「自分との約束を守る」こと。
守れなかったときは、あきらめずに自分なりのペースで見つけた次の機会から再出発すること。
これが自信を取り戻す最大の秘訣だと私は信じています。

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