知恵袋(第2号)
虫くい野菜は本当においしい?
(第2号 2013年10月16日)
虫が食べている野菜(虫くい野菜)はおいしいという消費者もいるが本当?
それは、虫だってきっとおいしい野菜から食べるに違いないという前提に立って
発想しているからです。
実は、虫は窒素(硝酸態窒素)過剰の野菜につきやすいのです。
窒素過剰の野菜は成長が早くひょろひょろに育った野菜と思ってください。
葉物などは緑が濃くなり一見おいしそうに見えます。
逆に言うと、硝酸態チッソなどを多く含んだ美味しくない野菜を虫達はせっせと
食べてくれているのです。
虫達が人間に美味しくない野菜を教えているってことですね。
余談ですが、窒素過剰の野菜には虫が付きやすく病気にかかりやすくなります。
その結果、農薬の使用量が増すことにつながっていきます。
また、窒素(硝酸態窒素)過剰の野菜を摂取すると、体にいいことはないと言われています。
言われている理由の一つに「硝酸態窒素」が体内に入ると、たんぱく質・アミノ酸と
結合して強力な発ガン性を持つニトロソアミンを形成する・・・・・・
ニトロソアミンのことだけでも本一冊になるくらい情報がありますので、
詳しくはご自身でお調べ下さいね。