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質問:給食の残菜がある担任のクラスで・・・

from: いそきん 2018年05月16日 13時50分 質問中 コメントする
中学校の栄養士です。

給食の食べ残しで気になることがあります。それは、ある担任が受持つクラスは、いつも給食が残るのです。学年が変わってクラスが変わってもです。どうしたらいいでしょう。そういう担任が何人かいるのです、困っています。よろしくお願いします。
【関連キーワード】悩み残菜中学担任
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カテゴリ:五分粥

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from: sakura  2018年05月22日 12時01分
お久しぶりです、いそきんさん!お元気でしたか。
さっそくですが、私は中学校の経験がないので良い方法をお伝えできず残念です。
ただ、とてもよい実践をしている人を知っているので、今、回答を頼んでいますのでもう少し待っていてください。
役に立ちましたか?: はい
from: 管理者  2018年07月02日 09時42分
いそぎんさん、お待たせしました。カリスマ栄養士のIさんから回答が寄せられましたので紹介します。

先ず
① 毎日全クラスの給食の残りを計量し記録する。
(調理員さんや給食委員会等生徒会との連携)
② 給食時間に学級訪問する。
(給食指導が素晴らしいクラスの指導内容と残りが多い学級担任の指導の違いを記録する。)
ことから始めてみてください。
③ 給食指導

学級経営に苦労している先生は給食指導も大変です。
栄養士が給食指導のお手伝いをすると
先生や生徒との距離が近くなります。
(続く)
役に立ちましたか?: はい
from: mama  2018年07月03日 10時21分
各担任の先生によって給食指導に差があることは、中学校にかかわらず多くの栄養士が経験していることと思います。そんな時、
栄養士はどうする❓
栄養士はどう動く❓
については、上記の通りおkayu事務局にお伝えしました。

教職員、調理員さん、児童生徒そして組織の心をつかむ秘訣とは?

コミュニケーションを重視する
管理職、先生方、児童生徒、調理員さんと積極的に対話すること。

ここ一番で大胆な奇策
給食時間の活用
生徒会、給食委員会の活用
学級活動の活用
それぞれ自分がどう動いたら良いかイメージしてください。
語るべきは理想、やるべきは現実。
役に立ちましたか?: はい
from: mama  2018年07月03日 11時16分
給食指導
組織全体で給食指導のねらいを共有し食育を推進する

(1)給食指導のねらいと内容

  ①楽しく(正しく)会食すること。
   ア 食事のマナーを身につけ、気持ちよく食事をすること。
  ○食器や箸の持ち方、置き方、食事中の姿勢などの基本的なマナーの習得を目指します。
   イ さまざまな人々との会食を通じて人間関係を深める。
  ○児童生徒相互、児童生徒と教職員、親子、地域の人々などとの楽しい会食を通じて、
相手を思いやるなど豊かな人間関係を育てることができるようにします。

  ②健康によい食事の取り方
  ア食品の種類や働きがわかり、栄養バランスが取れた食事の仕方が分かるようにします。
  イ日常の食事の大切さがわかり、健康によい食事の仕方を身につけられるようにします。

  ③食事と安全・衛生
   ア 安全衛生に留意して食事をとり食事の準備や後片付けができるようにします。
   イ 協力して運搬や配ぜんができるようにします。

  ④食事と文化
   ア 日本人の伝統的な食生活の根幹である米飯を中心とする和食に関心を持ち、地域で培われた食文化を体験し郷土への関心をふかめようにします。
   イ 食料の生産、流通、消費について理解できるようにします。

  ⑤勤労と感謝
   ア 自然の恵みと勤労の大切さを知り、感謝の気持ちをもって食事をします。
   イ みんなが協力して自主的に責任を持ち、活動できるようにします。

あきらめから新しいことに触れずにいるよりも、可能性からまずは何でもやってみよう!難しいとか、できないって言ってるのは誰のせいでもない。いつでも違いを創れる自分を創作し続ける。
役に立ちましたか?: はい
from: mama  2018年07月05日 21時00分
経験談
給食の残りが多いクラスは

担任の先生ご本人が
・好き嫌いが多い
・少食である
・食べることにあまり関心がない
・栄養や料理について知らない
・料理や食材の買い物の体験が少ない
・会食が苦手
給食指導
・子供とのコミュニケーションが不足している
・給食指導を教育の一環として捉えていない
(給食指導のねらいを理解していない)
(給食指導の仕方がわからない)
(給食時間を苦痛に感じている)
(給食時間に教室で採点をしている)
(食べる時間を十分確保しない)
(4時間目の授業を延長するなど、時間を守る意識が低い)

*学級活動-指導力の差が最もわかるのが給食の時間です。

逆に給食の残りがなく後片付けや挨拶もしっかりできているクラスの担任の先生は素晴らしい人格者であり指導者であるということです。

この素晴らしい指導をしてくださっている先生方に感謝すると共に、栄養士は困っている先生方の力になれるように現場にあった取組をします。

給食指導や給食の食べ方の変化で学級崩壊を未然に防ぐ事もあります。給食指導に力を入れることで学級崩壊を立て直す事もできます。栄養士も組織の一員として生活指導にも関わると給食の残りにも変化が出てくると思います。
調理員さんと協力して、見た目に美しく栄養のバランスの良い美味しい給食を作り続けることが学級担任の給食指導をサポートすることになります。

学校給食の目標
①②⑥は毎日の献立から学べるように
③は給食当番活動や会食の意義を伝えて
④⑤⑦は感謝の気持ちが育つメッセージを伝える取組を
※特に調理員さんや生産者の方々等の思いや苦労を伝えることができるのは栄養士だけです。

先生方、児童生徒、保護者の方々と積極的に対話することで
学校給食の目標を伝えていってください。
(紙ベースだけではなくコミュニケーションも重視して)

「給食室から食育を発信する」という意気込みで
少しずつ目標を決めて楽しみながら頑張ってください。

役に立ちましたか?: はい
from: sakura  2018年07月06日 09時13分
mama さん、素晴らしい回答ありがとうございます。

私はすでに給食現場から離れてしまっていますが、もう一度戻ってこんな取り組みをしてみたくなりました。というより、このことをもっと早く伺っていたらなあと残念に思うと同時に、反省してしまいました。

現場にいるみなさん、どうぞ参考になさって、できることから少しずつやっていってほしいと思います。
「あせらず、怠らず」
役に立ちましたか?: はい

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