栄養士実習生の受け入れ
栄養士実習生の受け入れ
受け入れのあらましは、栄養士養成校(専門学校・短期大学・大学)から、教育委員会に受け入れ依頼があり、栄養士研究会・栄養士会等にて担当を決めるというパターンが多いと思います。
地区によって、輪番制だったり、希望を募ったりと受入れ方法は異なりますが、受け入れが決まったら次のように計画をしてはどうでしょう。
私はこれまで、荒川区において3回、その後新宿区・江戸川区・江東区において、平成8年から25年までほぼ毎年実習生を受け入れてきました。
その経験から受け入れについてまとめてみましたので参考にしてください。
- 1.受け入れ依頼が来たら、受け入れのあらましを文書にする。
- 2.受け入れについて管理職の了解を取る。
- 教育委員会などからの文書を示す。
(直接、管理職あてに文書が届く場合もある。その時は、受け入れの意思を伝える。) - 1.で作成した文書を添えると、積極的な受け入れ姿勢を伝えることができ、理解協力を得やすい。
- 教育委員会などからの文書を示す。
- 3. 教職員に提案する。
職員会議または、朝会、夕方の打ち合わせなどで、内容を提示する。- *受け入れについて(案)…資料①
- *実習の手引き…資料②を配布
- 4.給食室に受け入れ日程を報告
- 5.具体的な実習計画を作成…資料③
期間は1~2週間であるため、実習内容をきちんと決めることが必要。
実習献立作成…実習生の数にもよるが1~2回実施できるよう計画する。
オリエンテーションにて、事前に献立作成が必要であることを促す。- *栄養指導実習
- ①給食時の学級訪問(会食)5分間指導 毎日
- ②栄養指導・食育の授業(研究授業)の実施
- ③給食時配付資料作成(学級向けおたより)実習献立実施日に配布
- ④給食だより作成
- *他施設訪問・・小学校の場合は、中学校見学。
- *栄養士の活動見学・・所属研究会等の会合参加等
- *学校の運営とそれぞれの職種との連携…講話30~60分
- *給食運営と栄養士業務について
- *栄養指導実習
- 6.発表反省会の開催
実習最終日に、実習のまとめとして教職員の前で発表する。…資料④