寺子屋(第六号)
廃棄率の工夫で実態にあった使用量を計算
成分表の廃棄率と実際の廃棄率を考えてみると
食品No | 食品名 | 使用料 | 可食量 | 計算 | 廃棄率 |
---|---|---|---|---|---|
0622600 | 長葱(成分表) | 166.7 | 100 | 1 | 40 |
0622610 | 長葱 | 105.3 | 100 | 1 | 5 |
0626300 | ブロッコリー(成分表) | 200 | 100 | 1 | 50 |
0626310 | ブロッコリー | 153.8 | 100 | 1 | 35 |
0626320 | ブロッコリー(All) | 100 | 100 | 1 | 0 |
例-成分表の長葱の廃棄率は、40%、実態では5~6%ですかね。
昔の葉ネギは根や緑の部分が多かったものです。
(今でも農協なんかでは売っています)
最近は農家で緑の部分がカットされて市場に出荷されるので、根を少し落とすだけで使えます。
ブロッコリーの廃棄率は50%、実態では35%ぐらいになりますね。
極端な話しブロッコリーの茎まで料理に使うと廃棄率は0になりますね。
いろいろな食品に同じような事が言えます。
例えば玉ねぎを手で剥いているのとピーラーで
剥くとでは倍ぐらい廃棄率が変わりますよね。
じゃが芋やにんじんもそういったことがいえます。
誰かに頂いた料理は自分のコンピューターで計算したのと異なる使用量
だったりすると、味が?てことも。
計算する前に廃棄率の確認をしてみてはいかがですか。
調理の実態にあった廃棄率の食品を登録するといいですね。
今まではわかりやすく(自分だけ思っている)一般的な内容を取り上げてきました。
今後は実務的なレベルの表、レイアウトファイル、印刷様式等などを
取り上げていきたいと思っています。
帳票のサンプルをPDFファイルで一部紹介します。
その他にも会員の希望で作成していますので、何種類かあります。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。