通信(第75号)
「 天仰ぎ 禍憂う 神無月」
「 冬日和 吾子の絵さがす 体育館」
10月に入ってからも、台風や大雨など自然災害が猛威を振るいました。
23日には千曲川の決壊をはじめとする、河川からの冠水が各地で起こり住宅だけでなく、工場や作物などにも大きな損害を及ぼしました。
報道されない所でも被害は出ていたのではと思われます。
被災された地域の皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。
こんにちは。おKayuです。
コラムをご覧いただきありがとうございます。
今月も、フォーラムをはじめ、献立・スタッフルームなど、お役に立つ情報があれば幸いです。
今月もラグビー観戦に熱が入りますが、ようやく秋も深まり、澄み切った青空がだんだん冬空に変わってゆく季節ですね。
日ごとに空模様が変わる時期ですが、よく晴れた日が続き、朝夕の寒暖差が大きいほど、紅葉は鮮やかに色づくといわれます。
暑い日、風が心地よい日、そして少し肌寒い日…と季節は確実に移ろっていく中、風が少しヒンヤリしてきたら、本格的な紅葉の時季到来です!
(今年は少し遅くなっているようですが)
さて、夜空の月を愉しむ「お月見」も今月が最後となります。
もちろん、満月はこれからも月に一度は見られるのですが…。
日本でいうお月見は、『十五夜』『十三夜』『十(とお)日夜(かんや)』この3つが代表的なものです。
『十五夜』は中秋の名月ともよばれ有名ですね、『十三夜』は十五夜の次に美しい月だといわれていて、今年は先月でした。
今月は、あまり馴染がないのですが『十(とお)日夜(かんや)』です。
もともとは、稲刈りを終え田の神様を見送る行事で旧暦10月10日に行われていた収穫祭のことをさします。
この日の月は、6割ほどが顔を出した状態で満月とは違ってちょっと見ごたえがないかもしれません。
お月見が中心ではありませんが、十(とお)日夜(かんや)には、田の神様の化身とされているかかしにお供え物をしたり、かかしと一緒にお月見をする風習があります。
古来より月と太陽は陰と陽の象徴であり、月は「お陰さま」の心に通じると考えられてきました。
収穫物は生きる糧なので、支えてくださる物事や力添えに対し、お月見をしながら感謝をするという心持が必要だったのでしょう。
ちなみに今年の十日夜は、11月6日です。
十五夜・十三夜・十日夜すべての月を見ると、縁起が良いとも言われています。
ぜひ、眺めてみてはどうでしょう。
さて今月も、二十四節気(にじゅうしせっき)、七十二候(しちじゅうにこう)の時節の紹介をしましょう。
十一月の二十四節気は、
霜降(そうこう)(10/23~11/6ごろ)…紅葉が最盛期を迎えるころ、木の実や完熟した果物に鳥たちが集まり、恵みの秋を人も生き物も享受します。露が霜に変わると冬の足音が近づいてくるのを感じながら、しばし穏やかで幸せな季節を過ごしましょう。
立冬(りっとう)(11/7~21ごろ)…立冬とは冬が始まるころ、色づいていた山の木々は次第に色褪せ、冬枯れの景色へと移り変わります。
早いところでは初雪の知らせも聞こえてきて、寒さに備え冬支度をはじめましょう。
小雪(しょうせつ)(11/22~12/ 6ごろ)…寒さが増し、雨がそろそろ雪に変わりはじめ冬が深まっていきますが、冬本番はもう少し先。
旧暦では小雪の時期にあたる10月を「小春(こはる)」と呼び、ふと訪れる春のように暖かい日を「小春日和(こはるびより)」といいます。
そんな中、山で積もった雪が風で舞う「風花(かざはな)」が見られる不思議な季節。
*参考文献:高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社
今月も、What‘s New?で新しい情報の掲載をお知らせするほか、スタッフルーム、ブログも発信しています。
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おいしい味、見つけた!
旬和食と釜炊きご飯 ワンガーデン‐One庭‐ 渋谷
渋谷駅の南口から7分ほどにある「ワンガーデン 渋谷」に行って来ました。
実は、忘年会をこのお店でやりたいと思っているのでランチを食べながら下見をしました。
場所はセルリアンタワーの裏側にあり、コスモプラネタリウムの隣になります。
お店は思っていたより大きくはなく、静かな雰囲気で、ランチのためか?ご夫婦や友人同士のカップルが多かったです。