通信(第78号)
「父帰る 豆まきの声漏れる 団欒の戸」
「雛ならべ 母娘語らう 雨水の夜」
こんにちは、おKayuです。
アクセスしていただきありがとうございます。
お正月気分もどこへやら、対岸の火事と思っていた新型コロナウイルス―新型肺炎が、国内感染者20人となり、オリンピック開催と相まって今後の行方へに不安が高まっています。
中国からの帰国者対応のお粗末やマスク売り切れ続出など、その関連ニュースはとどまることがありません。
先日コンビニでマスクを購入したおり、一人1袋限定している場面に出くわしました。
あんなにいろいろ種類があったマスクも、2・3種類しかなくそれも、8枚位しか置いてありませんでした。
しばらく人ごみに出かけたくないと思いますがそうもいかないのが現実ですよね。
まずは出かける時はマスク着用、帰ってきたら手洗い(うがい)。
昔からの風邪予防対策ですが、マスクの効用がどれほどかとも思います。
使い捨てマスクを外したら新しいものに交換するを原則に着用するのがいいそうです。
これでは、マスク売り切れますよね。
地震も心配ですが、明るいニュースもありました。
パリの三ツ星レストランに初めて日本人シェフが選ばれました。
長野県出身の小林圭さん(42)が経営している、パリのレストラン「KEI」が三つ星を獲得したのです。
ちなみに、長野のご実家は惣菜店を営んでいるとのこと。
授賞式で小林シェフは、「外国人の自分を受け入れてくれたフランスを誇りに思う。」と述べたといいます。
レストランは、2か月先まで予約が取れないとか。
さて、二月といえば「立春」ですが、この「立春」から「啓蟄」の前日までのことを『初春』というのをご存知でしたか。
また今月、雨水の日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるといわれていることも…。
ひな飾りの前に節分があります。
豆まきと柊(ひいらぎ)いわしで、コロナウイルス鬼を追い払いたいものです。
今月も二十四節気(にじゅうしせっき)の時節の紹介をしましょう。
二月の二十四節気の区分けは、以下のようになります。
大寒(1/20~2/3ごろ)…この時期、寒さはとても厳しいもの。
さすがに、東京にも雪が降りました。
そんな寒さの中でも、太陽は少しずつ力強さを増し、わずかに春の兆しが見え始めます。
生き物たちは敏感に春の気配を感じ取るようで、目覚めの準備を進めていきます。
この頃の気候が「三寒四温」と呼ばれます。
立春(2/4~2/18ごろ)…旧暦では一年の始まりは立春。
節分の翌日に迎える立春は、冬から春に移る時期。
「立春」はあらゆる節目の基準日とされています。
寒さのピークもここまで、梅の花も咲き始め春の兆しが見え始める頃ですね。
ちなみに「春一番」は立春以降、最初に吹く強い南風のことをいいます。
雨水(2/19~3/5ごろ)…「立春」から15日目にあたる「雨水」は、降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まるころのことをいいます。
野山の雪がゆっくりと溶け出すと、凍てついた田畑が潤いを取戻し、いよいよ畑仕事の開始も間近となります。
二十四節気と並んで、七十二候(しちじゅうにこう)というのもあります。
その中からいくつかご紹介しましょう。
「款 冬 華(ふきのはな、さく)」は、雪解けを待つことなく雪の中から顔を出すフキノトウのことで、春の使者ともいわれます。
寒さはピークとなりますが、草花は春に向けての準備をあちらこちらから知らせてくれます。
「魚 上 氷(うお こおりをいずる)」は、地域によっては渓流釣り解禁となるころであり、温かさを感じ始めた川の魚が動き出し、割れた氷の下から飛び出す様子も見られます。
「霞 始 靆(かすみ、はじめてたなびく)」は、霧やもやで遠くの山や景色が美しく、豊かな表情を見せる頃のことで、霞とは、春に出る霧のことを云い、夜の霧は朧(おぼろ)といいます。
参考文献:高月美樹監修「にっぽんの七十二候」株式会社枻(えい)出版社
今月も、スタッフルームのブログ発信をしてまいります。
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おいしい味、見つけた!
上海「南翔饅頭店」
中国の上海にある小籠包店の「南翔饅頭店」に行ってきました。
有名店なのでランチでは大勢の人が並んでいましたが、お店は大きく回転が速いので、10分ぐらいでテーブルに案内されました。
小籠包は台湾が有名ですが上海から伝わったということでした。
「豚肉の醤油煮込み」
酢豚に似ていましたが甘味が強かったです。
「野菜炒め」
キャベツの甘味とえびのうま味が最高。
「甘酒のスープ」
鶏ガラスープでクコも入り、優しい味付けが体に良い薬膳スープの雰囲気でした。
「豚肉の小籠包と海老の小籠包」
海老の小籠包は初めて食べました。
えびがとてもジューシーで何個もお代わりしました。
「ごま団子」
甘さ加減が丁度良く、満足なデザートでした。