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知恵袋(第12号)

砂糖の魔力から逃れるために

甘いモノが食べたくなったり、口さみしくなって飴やチョコを口に入れたり、のどが乾いたときでもお茶や水ではなくついつい甘いジュースを飲んでしまうってことがありますよね。

そういった行動は「甘いからおいしい」という理由だけで起きているのではないのです。食生活には欠かせない、身近な存在の砂糖、前回No1にも書きましたが、砂糖は常習性の高い物質の条件をすべて満たしています。そのため「砂糖中毒」とも言える状態に陥っている人は意外に多いのではないでしょうか。

砂糖は、アルコールやコカインの作用と似たような形で脳内の神経伝達物質であるドーパミンやセロトニンの分泌を促します。また、肥満や高血圧症、心臓病、糖尿病、そしてうつ病などの疾患の発症に関連していて、危険性が指摘されているにもかかわらず、常習性があるため砂糖を食生活から排除するのは難しくなっています。そのため、いつも砂糖をたくさん摂取している人は、砂糖無しで生活するのは困難になり、ずっと食べずにいると禁断症状を起こしてしまいますが、その禁断症状が続くのはせいぜい数日間のようです。

私の場合、依存症では無かったのですが、砂糖を抜く食生活をしていたところ、野菜や果物の素材の味がよく分かるようになりました。そして、不思議なことに塩分の必要性も感じ無くなりました。例えば納豆ですが、納豆に付いている調味液を使わず醤油を少し(小さじ1/2程度)入れて食べています。そうすると、納豆の種類によって味が違うのが分かるようになりました。

「砂糖中毒」から脱するための6つのポイント

1:期間限定で砂糖を家におかない

砂糖、メープルシロップ、砂糖を使った製品を、例えば一週間の期間限定で家に置かないことにする。
極論過ぎますが一番手っ取り早い方法です。家に砂糖を置かないということが難しい人は、普段の料理に使う調味料から砂糖を抜いてしまうのも一つの方法ですね。
例えば砂糖入りのドレッシングをやめて砂糖抜きのドレッシングやマヨネーズにする方法もあります。
煮物も素材の持つ力を利用し、だしの効いた味付けにする方法もあります。
今は夏なので、そうめんつゆを砂糖抜きで作ってみるのもいいでしょう。
レシピは「こちら

2:おやつに甘いケーキを食べたくなったら

フルーツや野菜といった素材を食べましょう。砂糖の甘い食品になれきった舌でも、ミニトマトや人参、果物(ドライフルーツを含む)などはおいしく感じられておやつに最適です。
いったん体から砂糖を一掃してしまえば、味覚がさえて、フルーツや野菜の味はより甘く感じられるようになります。ゆっくりとかんで味を確かめながら食べると、今まで以上に食事を楽しむことができます。
砂糖を抜くと、野菜・果物の味の中でも特に「甘さ」を感じられるようになります。なんだか自分だけ得した気分になってしまうのが不思議です。

3:アイスクリームを食べたくなったら

冷凍フルーツをピューレ状にして食す。私は苺、りんご、梨等を冷凍しておき少し自然解凍してから食べたり、牛乳と一緒にミキサーにかけて食べたり、かき氷にかけて食べたりしています。
冷凍の果物がないときは外に出て気分転換するとか、お風呂に入るなどして甘い誘惑からのがれましょう。

4:食事はバランス良くタンパク質・脂質・炭水化物を3食きちんと食べる。

タンパク質は鶏・豚・牛肉や魚、枝豆や豆腐から、脂肪は牛乳やチーズ、オリーブオイルを摂取するのが良いでしょう。炭水化物は、穀類なら白くないもの(全粒粉のパン、五穀米など)とか果物から摂りましょう。
繊維質の多い食事は、「甘いものが食べたいな……」という欲望を抑えるのに効果的なので、出来るだけ野菜を多く食べるようにしましょう。

5:心労やストレスによる「甘い物食べたい」という欲求をコントロールする

疲れやストレス解消のために、ケーキなど甘いものを食べたりする習慣をやめましょう。
ストレスは散歩をしたり、知り合いや友達に電話で話したり、本を読んで解消するのも良いかもしれません。映画やドラマを見るのもいいでしょう。その他リラックスする手段として深呼吸や瞑想(めいそう)をしてみたり、アロマの香りに癒やされながら音楽を聞いたりするのも有効です。

6:外出する時はおなかをある程度満たしておきおやつを持って出る

外出先で食べられるものが砂糖を使った甘いものだけだったら、「仕方ないから食べてしまおう」というような事態を避けるため、出かける時はある程度お腹を満たしておくか、2で挙げたドライーフルーツなどのおやつを持っていくと良いですね。

砂糖抜きそうめんつゆレシピ

そうめんつゆ 昆布とかつお 6~8人分
食品名分量作り方
だし昆布20g1.鍋に水1.5L(だしの吸水分を考慮)昆布を入れ60℃30分煮る。
  (常温の場合は10時間)
2.昆布を取り出し火にかけ、沸騰したら鰹節を一度に40g加え
  一煮立ちしたら火をとめ、アクを取り除き鰹節が沈み始めたら、
  ペーパーで濾す。(濾す量は1L)
3.他の鍋にみりんを入れ、火にかけアルコール分をとばす。
4.3の鍋に2のだし汁と濃口醤油、パルスイートを加え
  一煮立ちさせ冷やす。
かつお節(だし用)40g
1L
みりん小2
醤油(濃い口)80㏄
パルスイート ※小1

※ パルスイートは甘味料。使用し無くても良い。

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